受験英語の駆け込み部屋 練馬教室:講師

受験英語の駆け込み部屋 練馬教室:講師

新藤しんどう

塾長兼講師をしております。
自己紹介として、私の経歴とその過程で考えた事を書き連ねていこうと思います。

学生の頃は英語が得意科目で、高校受験した時の偏差値は75、大学受験時は80以上ありました。
なぜ得意になったかというと、中学1年の時に、教科書レベルの問題を人の3倍以上解いたからです。
英語は、基本的なルールを理解すれば、その後の勉強が物凄く楽になります。
もちろん入塾して頂ければ、コツを伝授します。

高校は千葉県にある日出学園、大学は明治学院に進学しました。

学生時代の将来の夢は、2つありました。

  1. 翻訳家
  2. プログラマー

やがて社会人になり、第1希望だった英文翻訳の仕事をフリーランスで始めました。
しかし、翻訳の仕事は、英語以外の高い専門知識(医療や貿易等の業務知識)が無いと、単価の安い仕事しか回って来ません。
翻訳以外の業務経験が殆ど無かった私はあまり稼げず、アルバイトや契約社員の仕事を平行して何とか収入を確保する生活を続けていました。
30代に差し掛かる頃には、このまま低空飛行を続けるのはまずい、と強い危機感を持つようになり、思い切って全く違う職種にジョブチェンジする事にしました。

IT業界が熱い!と思ったので、通信系の資格を2つ取ってIT企業に入社しました。

IT業界にも色々な職種があります。
私の場合は、基盤系エンジニアとかネットワークエンジニアと呼ばれる職種でキャリアをスタートし、金融や官公庁のネットワークやサーバー、ストレージシステムの構築に携わりました。
毎日仕事から帰った後に夜中まで勉強する生活を続けた結果、ジョブチェンジしてから5年間で大幅に昇進する事ができました。
しかし、もうその会社で得られる物は少ないと感じてしまった為、今度は大企業に転職してみました。

転職先は法人向けの業務ソフトウェアメーカーでした。
この会社では、ユーザーが作業現場で使うモバイル端末やスマートフォンのアプリを開発する部門の責任者になり、設計から実際のプログラミングまで、全てのフェーズに携わる事ができました。
プログラミングには、IT技術の醍醐味が詰まっていて、とてもやり甲斐がありました。
これでようやく、学生時代の希望が全て叶いました。

こうした業務の傍らで、私はチームメンバーや他社の社員の技術教育を任される事が多くなりました。
彼らがどこで躓き、どうやって壁を乗り越えさせるかを考え、やがて彼らが成長する姿を見るというのは、とても貴重な経験になりました。

また、製品の販売先となる顧客への教育を担当する事もありました。
時には、数十名の顧客の前で講義をしました。
講師役となって、コンピューターの専門知識を持たない顧客に、ひとつひとつ分かりやすく丁寧に教える過程で、多くの新鮮な発見がありました。

このように、私にとってやり甲斐のある面白い会社だったのですが、大企業というのは、多くのユーザーにそこそこの結果を与えて大金を頂戴する、というのが基本的な戦略になります。
もちろん、それは組織として正しいです。
1つのプロジェクトから得る利益に対して関係者がとても多いので、1つ1つの課題に全力を尽くしていたら大赤字になってしまいます。
しかし、私は相手の数を絞って全員に最大限の結果を提供する、という方が気質的に合っていたので、この大企業の基本的なビジネスモデルにどうしても染まり切れませんでした。

もやもやしている内に、別の問題が大きくなりました。
慢性的な赤字です。
原因を簡単に言えば、経営陣の度重なる判断ミスです。
経営判断が必要なタイミングで、ほぼ全ての判断を思いっ切り間違えていたのです。

…とはいえ、部下の立場で文句を言うのは簡単ですが、企業の上層部が抱える闇はとても深いです。
創業メンバー達は、大企業に買収された後に皆、退職しています。
買収後に来た経営者達は、自分の会社が提供しているサービスの内容も良く理解できていないまま、先人が作ったレールの上で日々、目先の数字を気にする事しかできません。
そんな状態なので、問題点を把握する事も勇気を持って先手となる行動を取る事も、どだい無理な話なのです。
もうこの会社も潮時かな、と思いました。

今度は、自分自身で起業する事にしました。
結局、人の役に立ち続けて報酬を得る事でしか、自分の仕事に対する満足感は得られません。
であれば、全ての決定権とリスクを引き受けて、自分ができる最大限のサービスを提供しよう、と思いました。

…そして、今に至ります。
前置きは長いし塾の宣伝で書くような文章ではないかも知れませんが、どんな考え方をする人間が教えているのか、多少でも伝われば嬉しいです。

私の強みは、新しい知識を得る為の勉強のコツを知っている事、人の悩みに寄り添って解決のお手伝いするのが好きな事、物事を分析して人に分かりやすく説明するのが得意な事、です。
これらの特技と知識をフル活用して、皆様の将来を明るくする為の助けになれれば、と思います。